中華スマホを購入する際によく言われる、「技適マークの有無」問題。今回購入したXiaomi Mi MIX 2Sには技適マークが無いことを突っ込まれて、私としても思う所があったため、総合通信局に電話して聞いてみました。
まずはじめに、このブログのスタンスは…!
はい、本ブログの中で紹介するレビュー記事は、決して犯罪行為を助長するためのものではない、それだけははっきりしておきますよ…!
私のように、国外で使うために買う人もたくさんいらっしゃることでしょうし、ね。
技適マークの存在とその大体の意味は知っていたつもりでした…が、自己責任の範囲で利用するだけであればともかく、こういったブログという形で発信するようになった今、一応この問題には触れておいたほうが良いんだろうな…ということで、今回理解を深めるためにもしっかり問い合わせをしてみました。
問い合わせた内容とその回答
問い合わせ先は「技適マーク」と調べると、「詳しいこと、わからないことは総合通信局へ」みたいな案内がありますので、総合通信局でググって番号を調べました。
そもそも技適マークの入っていないスマートフォンを国内で利用することは違法なのか?
はい、違法ということになります。WifiとBluetoothが使えません。
では3GまたはLTEでの通信は可能か?
海外に住んでいる場合は「電波法の特例規定」がある。外国に住んでいる人が海外から持ち込んだ端末は、国際ローミングを用いて日本で利用することが出来る。ただし、「WifiとBluetoothの通信は90日間しか使えない」というルールがある。あくまで外国に住んでいる人が日本に来たときのルールであり、日本に住んでいる人には適用されないため、現在日本で住んでいる人が海外から持ち込んだ場合はそのルールは適用されません。
実際に摘発される、調べられるということはあるのか?
海外の規格だと2.4GHz帯の出力を強めている製品が存在し、そのまま使うと日本の規格と合っていない場合がある。特にあちこち持ち歩いて使われる機器の場合、そのような機器が他の機器に影響を与える可能性があり、何かがあった場合に技適マークがついていない端末を持っているということになると、それはやはりマズいということになります。
実際摘発されるかどうか、調査されるのかどうかについては濁された…
周りへの影響ってどんな物があるの?
Wifiなどは特に、チャンネルを自動的に切り替えて使われるもののため、影響範囲がわからない。なので、技適マークが付いていないものは国内では使えないということになっています。
具体的な影響については明確な回答得られず…恐らく懸念されている影響というのは、医療機器等への影響や、交通機関への電波の混信による事故など…かな思います。
では、WifiとBluetoothをオフにした状態での利用は可能か?
ユーザーが設定でON/OFF出来るものは、例えユーザーがWifiとBluetoothをOFFにしていたとしても、そのような電波を出力出来る機器と見なされてしまうため利用をしてはいけない、ということになっている。例えば、メーカーがユーザーの手でONに出来ない機能をもたせている場合は別となります。
要はWifiとBluetoothが使えない端末…そんなのあるのか…
…というわけで、およそ6分間の問い合わせでした。
いろいろ調べてみた
実際問題、どういった運用になっていて、どういった場合に摘発されてしまうのか、そのあたりが不明瞭なためインターネットで検索してみると…いろいろ出てきました。やはりみんな気になっている点なんでしょうね。。。
- 「技適」なしスマホを使うと罰せられる? 覚えておきたい技適の話|IT media NEWS
- 技適なしスマホは即摘発されるのか?公的機関の回答から実情を探る|naenote.net
- 技適マークのない機器で無線を使っていたので自首してきた。|Tojikomorin
んー、、実際問題、スマートフォンクラスの装置ではほとんど問題になることもなさそう、とはいえ…
「あの人が使ってるスマホが技適マークが無いもので、あの人のせいで私のスマホが電波拾えなくて困ってるの!!!」
って通報されると、一応調べないといけない…みたいなフラグが立つんでしょうかねぇ…?
過去にこの法律関連で捕まった人たちは、大体が中華トランシーバーで大出力の電波飛ばしてたトラックの運ちゃんや、ヤクザというのも見かけました。。
かといって、最近ではWifiやBluetoothを使った医療機器も増えていて、もしかしたら影響が…!ということが万が一にもあるならば、やはり使わないほうが吉ということでしょうか。
とりあえず、今日までにうっかりやってみたことがいろいろあって、そのスクリーンショットがたくさん残っているものに関しては出していこうかなぁと思っています。。。
最後に…
何度も言いますが、国内で脱法的に利用するのではなく、海外で合法的な使い方をしたくて検討している方向けに、…ということで締めておきたいと思います…。
何があっても、自己責任だぞ!!!