高コスパスマホや家電などで躍進しているXiaomiから発売されている活動量計(スマートベルト?)のMi Band 3 NFCを試してみました!
※本記事はGEARBEST様より提供を受けた製品についてのレビューとなります。
(前置きの余談)Mi Band 3はスマートウォッチではないのか?
(これは個人的な見解となりますが、)スマートウォッチに分類されるには、いわゆる「腕時計」同等の視認性は基より、通知の確認だけではなく、ウェアラブル端末上で実行できる自由なアプリケーションがあることが条件だと思っています。
そのため、今回紹介するMi Band 3については「時計としての機能はあるものの、その機能がメインではない」また「万歩計機能、心拍数測定機能、睡眠ログ採取機能など様々な機能を有しているものの、端末上で実行できるサードパーティ製のアプリケーションがない」といった点から本製品を活動量計(スマートベルト)と定義し、紹介しています。
開封の儀&付属品等をチェック!
パッケージの外観はこんな感じ。
他の方のブログで見たのは立方体に近い化粧箱だったので、なんとなく雰囲気が違うぞ…???🤔
一応NFC版っぽいので、グローバル版と思われます。簡易包装版みたいな感じ…なのかな…?
箱の中身はこんな感じでした。短めの充電ケーブルと、袋に入った本体(ベルトに装着済み)、取扱説明書だけとシンプルな内容品ですね。
個人的にiPhoneから始まった「化粧箱も商品だ」みたいな過剰にきれいな包装はあんまり必要ないよなぁ…と思っていた派なので、このくらいのシンプルな方が好印象です。その分価格も抑えられていると信じたいですね。
充電ケーブルの端子はこんな感じ。
小さな2つの金属接点があり、本体にある電極に触れると充電がされるタイプです。そのため、いわゆる充電口からの浸水などを気にする必要がなく、防水性能にも期待が持てます。
本体を取り出してみたところ。
ベルトと、測定部分が着脱可能になっている仕様なのですが、はじめからこのように装着された状態で入っていました。
測定部を裏から見たところ。
Xiaomi社のロゴである「mi」のくぼみが入ってるだけで、特に目立つ印字もなくとてもシンプルです。中央部には心拍数を計測するためのセンサーが搭載されています。
こちらのセンサーは、「緑色LEDを皮膚に照射し、その反射によって測定する」という昨今のスマートウォッチ界隈で一般的に使用されている方式のものです。
ベルトの着脱部分はこんな感じ。一度ベルト端にある穴を通して、ピンを差し込む感じで止めます。
ピンを差し込んで止めるときには「パチンッ」と気持ちのいいクリック感に似た感覚がするので、「しっかり止まっていなくて外れてしまった!」ということは無いと思います。価格の割に作りはとてもしっかりとしているという印象です。
ベルトと測定部を取り外して見ました。
はじめは着脱方法がわからず、見た目の割にガッツリとはまり込んでいるため取り外すことができなかったのですが、…力ずくです。ベルトを長手方向に引っ張って伸ばしながら、測定部を裏からグググッと押し出すように…。
慣れると大したことはないのですが、本製品の価格帯からは考えられないほど想像以上にしっかりした作りで逆に良いですね。
本体が届いたとき、全く充電されていなかったので早速充電してみました。
他のレビューサイトを参考に、最新のスマホアプリをいれてアップデートをしてみたのですが、「ファームウェアは最新版です」と言われるばかりで日本語化されません。。一応AndroidとiOSの両方で試してはみたのですが…うーん残念。
ここだけが惜しいなぁ…。
日本語対応に関して、後日追記できる情報があれば更新していきたいと思います!
歩数を半日計ってみた
去年末に購入して以来使っているApple Watchと共に左腕につけた状態で半日間の歩数の誤差がどのくらいなのか計ってみました。
これがお昼の時点。
そしてこちらが夜帰宅後。
Mi Band 3 | Apple Watch | |
Before | 3132歩 | 2876歩 |
After | 9450歩 | 9697歩 |
半日の歩数 | 6318歩 | 6821歩 |
約1割差がありました。どちらが正確な歩数かなんてわからないですが、まぁこのくらいの誤差であれば許容範囲でしょう。
このMi Band 3の凄いところ
一週間ちょい使い続けてみて、結構気に入っている点があるのでご紹介。
睡眠ログの取得がスムーズかつ正確
個人的にこのMi Band 3で一番気に入っているのは、睡眠ログを自動で取得してくれる機能がかなり正確だということです。
こんな感じでスマホアプリのダッシュボード上に入眠時間と起床時間、その間の眠りの深さのログを毎日取得してくれます。
この自動で取得される時間というのが、就寝前に自分が覚えてる時間の最後の方、ほんとに「この時間に寝落ちしたんだな…」という絶妙な時間を毎日正確に記録してくれています。
Apple Watchでも睡眠ログを取得してくれる目覚ましアプリを使っていますが、そちらについては寝る前にアラームのセット(今から寝るよーとアプリにお知らせする)が必要で、たまに忘れてそのまま寝落ちしてしまったときのログが抜けてしまうのが玉に瑕でした。。
こういった睡眠ログを収集するウェアラブル端末の中には、就寝前に睡眠ログを取るための「睡眠ログモード」に切り替える必要があるものや、自動で取得される睡眠開始時刻が現実とかなり違っているものも多くあります。
そんな中、こちらのMi Band 3はかなり正確な睡眠時刻をロギングしてくれるため、私の中では非常に評価が高いです。
心拍数のログもとりっぱなしでOK!
現在、心拍数の変化のログも24時間ずっと記録する設定で使い続けています。
「心拍数のログを取得する設定にするとバッテリーの減りが早くなります」とのことだったので、取得間隔を5分おきに設定してみたのですが、「2〜3日持てば良いほうかなぁ…」と思っていた期待とは裏腹に、満充電から使い始めて8日目の今日時点でバッテリーの残容量は49%も残っています。
このペースだと充電は3ヶ月に2回くらいのペースで良さそうです。こいつはありがたい。。。
スマートデバイスとしての完成形かも!?
これまでいろんなスマートウォッチを始めとしたウェアラブル端末使ってきた中で不満だった、
- バッテリーの持ちの悪さ
- 防水性能
- ログの正確性
- ログの抜け防止(特に睡眠ログ)
その当たりをMi Band 3は解決してくれたので、今では常に使っています。
…とはいえApple Watchとはその他の機能(主に時計としての使いやすさや、自分でインストールしたアプリが使える点)が違いすぎて、どちらか片方に絞って使う…というわけにいかず、左腕にApple Watch、右腕にMi Band 3を装着しています。🙄
ここに関しては、どちらが良いかの議論ではなく、そもそもの用途が異なるので比べようが無いですね。
本体サイズも小さくかさばらない上にとても軽いので、サブスマートバンドとしてつけるのもアリだとおもいます。
現状、中国語表示から日本語表示に切り替えられないという問題がありますが、時計としてチラ見する、ライフログを取得する、スマートフォンからの通知を受信して簡易的に確認する、といったウェアラブル端末の3本柱には何ら支障がないのも事実。これが数万する端末ならともかく、3000円前後ということを考えると、お買い得感はすごいあります。
お知らせ
現在、Gearbestでフラッシュセールが開催中です。数量限定とはなりますが、お安く手に入れるなら今!
また、Gearbestではカラーバンドも取り揃えられており、好みのバンドに付け替えてみても良いかも知れません。