今月初頭にEOS Rを購入し、レンズも2本追加したため結構持ち物が増えてきました…。一度何持ってるのか整理も兼ねて棚卸しました。今回はボディ編。
全て書きだすと大変なので…
メインで使ってるのはCANON系の機材なのですが、母の実家がカメラ屋さんだった関係で、フィルムカメラ時代の遺産(コニカミノルタの望遠レンズなど…)があり、はじめはソニーの一眼レフを使っていました。
なんだかんだでCANONに鞍替えしたのが2012年にEOS 5D mark3が出たときなので、それ以降のもの(CANON機材)に絞って引っ張り出してきました。
持ってるボディ一覧
レンズの交換できない、所謂コンデジと言われるカメラについては書き出しません。(というか、5D買って以来コンデジ殆ど買ってない…)
EOS 5D mark3(使用期間:2012年〜)
2012年の発売&購入からもう7年になり、流石に高感度耐性や連射機能などが最新のフルサイズ機と比べると若干見劣りするものの、CANONの上位機種として現在でも十二分に使えるスペックの名機。なんだかんだで趣味(風景撮影・コスプレ撮影など)からお仕事(ブライダル撮影)まで、メインで使っているのはこのボディです。
後継機(現行モデル)はこちら。およそ6年の月日を経て、画像エンジンの刷新や、画像センサーの高感度耐性向上など、順当なスペックアップが図られた新たな名機です。
EOS 6D(使用期間:2018年〜)
購入したのが割と最近(まだ1年経ってない)ですが、こちらはカメラのお仕事をはじめたのをきっかけにサブ機として購入したものです。年代的には5D mark3と同じですが、フルサイズ入門に最適なハイコストパフォーマンスモデルとしての実力はまだまだ健在といったところでしょうか。まだまだ第一線で戦えるカメラだと思います。
5D mark3同様、2012年に発売されてから既に7年が経ち、現行モデルとして6D mark2が出た今は型落ち製品扱いになり、新品で10万円を切る価格帯まで下がって来ています。
しかし、7年経ったとはいえEOSシリーズの1桁機。ファミリーユース向けのEOS Kiss等下位モデルの現行機にも勝る部分も多いため、もしカメラが好き、写真が好き、という方が「とりあえず安いからEOS Kiss行っとくか!」とKissデビューしようとしていたら私は全力で止めます。写真が好きなら、断然こちらを選択することをおすすめしたいです。
そしてこちらが現行モデル。お値段的には5万円ほど上がりますが、バリアングル液晶がついて撮影の幅が広がったモデルです。気になる画質に関しては旧モデルとの比較レビューを行っているサイトによって甲乙つけがたい評価がされており、価格を抑えてフルサイズ機を購入したい方にとっては旧モデルでも全然アリだと思います。(私もそうしました。)
EOS R(使用期間:2019年〜)
先日購入した、EOS Rです。今までメインで使っていた5Dにはない、スマートフォンとのBluetooth・Wifi接続を使った連携や、バリアングル液晶などなど、使いやすさをアップさせる機能が沢山盛り込まれていて進化を感じます。
EOS M(使用期間:2012年〜)
↑実際持っているのは「初代EOS M」なんだけど、もう流石に売ってないっぽいのでリンクは新し目の「EOS M6」を貼っています。…もう6代目出たんだなぁ。フルサイズ機に比べて入れ替わりが早い。。
こちらは上記の3台(5D、6D、R)とは違い、APS-C機です。センサーサイズが小さく、まだ初代のEOS Mはピントをあわせる際の合焦性能がいまいち遅かったイメージがあります。(最近使ってない)
この次の世代となる、「EOS M2」からそのあたりが改善され、一気に使いやすさが上がりました。
これからカメラをはじめたい人へ
うーん、先にも述べたように、コンデジ買うくらいならカメラの性能がいいスマホを買ったほうがコスパいい時代がやってきたように思います。コンデジとやスマホは記録用として、本格的な一眼レフは作品撮りやイベント事用として、2種体制でいいかなと思っています。
フルサイズ機にチャレンジしてみたい…!という人向け
私の主観でおすすめを上げるとするならば、これから一眼レフ(特にフルサイズ)をはじめたい方へのおすすめはEOS 6Dでしょうか。
レンズも何も持っていないのであれば、↑のような6D mark2+24-105mmのレンズキットが取り回しがよく、はじめての一眼レフ等しては良いと思います。
フルサイズ機までは必要ないけど…という人向け
フルサイズではなく、APS-Cでも良いよというのであれば、7Dなどもいいと思います。
…が、一個だけ注意点上げるとするなら、後々フルサイズ機に移行したいという気持ちが少しでもあるなら、APS-C機は辞めておいたほうが無難かなと思います。
というのも、
- レンズキットについているレンズがフルサイズ機に対応していなくて、今後使えなくなる可能性がある
- 一度フルサイズ機使い始めると、よっぽどの使い分けをしない限りAPS-Cのボディは使わなくなる
という点に注意が必要だからです。7Dは連写に強く、フルサイズ機を利用しているカメラマンがサブ機として使うことがあるくらいのポテンシャルを持っていますが、レンズキットについているレンズは恐らくAPS-C専用で、今後フルサイズ機を使い始めると使えないレンズになります。
更に、フルサイズ機を使い始めると、APS-C相当の画角はクロップ(撮影した画像から切り出す)することで賄えるので、APS-Cに手を出す意味はあまりないかなぁ、と。
コンパクトな機材で、まずは楽しむところからやってみたいという人向け
むしろ、フルサイズ機を手にする前にお試し感覚でレンズ交換を楽しめるカメラを使いたいのであれば、EOS Mシリーズがおすすめ。特に新しく出たKiss Mシリーズは小さく、持ち運びも楽ですし、値段も手頃で機能は豊富、更にフルサイズ機を後々手に入れたとしてもフルサイズ機を持ち出すほどではないちょい撮りのときに大活躍します。
更に↑のダブルレンズキットだと、はじめから2種類のレンズがついてくるので、レンズを交換して撮影が楽しめます。
結局、どれが良いの?
それぞれ色々な特徴があり、一長一短なところももちろんあるので皆これから入るべき!とは言えないです…。
私はたまに冗談半分で「カメラは高い機材のほうが初心者向けだから、お財布が許す限り高いの買っとけ」ということがあります。が、半分は本気です。
7D→6D→5Dというふうに数値が小さくなっていく毎に、本体の堅牢性や防塵防雨機能、画質など、上がっていきます。つまり、初心者が手荒く使っても壊れにくく、オートで撮れば誰でもきれいに撮れるカメラになっていくのです。
とはいえ、お財布にも限界があると思うので、特徴や必要性を十分考えて選んでいけば良いのかなと思います。