きよさんが果てるまで。

Proxmox VEの仮想マシンのサマリー画面上で、仮想マシンに設定されたIPアドレスを確認できるようにする

約1年ぶりの投稿になってしまいました。。。

ここ一年で身の回りの変化が大きく、まぁ、そのへんの話はそのうち。

今回はよく使うけど毎回忘れて検索してしまっている表題の手順をまとめておきます。

やりたいこと

Proxmox VEの仮想マシンのサマリ画面上に、仮想マシンに設定されているIPアドレスを表示できるようにしたい。

(※接続しようとするたびにIPアドレス何だっけ?ってのをコンソールにログインしてGUI or CLIで確認するのがあまりにも億劫なので。)

やること(手順)

1. 仮想マシン側の作業

※基本、Ubuntuで記載しています。一部CentOSの手順も記載していますが、動作未確認。

qemu-guest-agentをインストールして、自動起動を有効にします。

まずは、エージェントをインストール。

sudo apt-get install qemu-guest-agent

※CentOSの場合は、以下

sudo yum install qemu-guest-agent

次に、自動起動を有効に。(Ubuntu、CentOS共通)

sudo systemctl enable qemu-guest-agent

このあと、Proxmox VE側の設定を有効にしますが、仮想マシンが起動している状態だとうまく設定が反映されなかったので、一旦停止します。

sudo shutdown -h now

2. Proxmox VE側の作業

対象の仮想マシンの[オプション]->[QEMU Guest Agent]の設定を変更します。

設定が完了したら、仮想マシンを起動します。

3. 確認

Proxmox VEの仮想マシンのサマリーで、IPアドレスが確認できるようになりました。

参考サイト


Qemu-guest-agent - Proxmox VE - pve.proxmox.com

余談

これまで10数年、VMware ESXiを推してきたのですが、2023年末~2024年初頭のBroadcom買収の影響でフリーライセンスでの利用ができなくなってしまいました。

そのため、お家サーバを「安定的に、無償で使い続けることができそうな」という観点でProxmox VEに変更していっています。

Broadcomめ・・・

 
 
 
 
 
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