きよさんが果てるまで。

GPD Pocket 2についてまとめてみた!(主に個人的に気になる点重視で)

今月(何日から始まるか、具体的な話は未定)、待望のUMPC「GPD Pocket 2」のクラウドファンディングが開始されます!

旧機種にあたるGPD Pocketから進化したポイントも合わせて、個人的に気になっている点についてまとめてみました。

 

まずは外観からチェック

スマートに、薄くなったボディ

まずは全体的な外観から。

初代GPD Pocketと比べると、キーボード側が薄くなっているように見えます。(↓初代GPD Pocket)

 

極小のサイズ感の中でタイプしやすさを追求された(と思える)キーボード

キーボード部分の真ん中にあったマウスポインターのポッチがなくなり、キーピッチを見ても余裕が出来たように思います。

更に、キーボード配置が普段使っているフルサイズのキーボードに近い配置になっていて、使用中の違和感や慣れといった面でかなり改良されたのではないでしょうか。

感覚的には、「変態キーボード配列」から「風変わりなキーボード配列」へと進化しました。(旧機種はだいぶ慣れるまで使いにくそうだった…)

ボディサイズの小さなUMPCは、「小さくとも使いやすいキーボード配置」が結構重要だと思うので、今回のキーボード部分の改良はとても良いと思っています。

 

旧機種からの大きな変更点として、マウスポインターの操作インターフェースがLenovo風ポッチから、指輪型マウスなんかで使われてる「Optical Finger Navigation」なるものに変更されています。(後述)

※↑このニュースは大当たりだったようですね(*´∀`*)

 

拡張スロットをチェック

フルサイズのUSBが使えるのは非常に便利。しかも、両サイドに1個ずつというのは◎。

MacBook Pro(2016)を使っているので、USB-Cがあれば何とかなる環境はバッチリ整っているものの、あくまで「何とかなる」という話であり、利用頻度が最も高いUSBメモリーを使用しようとするとType-C to Aメスの変換アダプターを使わないといけないです。

↑こういうの。

自分の使っている周辺機器だけで使うならType-Cの口を持ったUSBメモリーを用意すれば良いだけなのでしょうが、人との受け渡しを考えると一般的なType-Aのものが安価で使いやすいことに間違いはないので、、

 

Type-C搭載で、充電からHDMI出力までなんでもこなせるポートが出来た!

Type-Cのポートが出来たことによって、拡張性が格段に広がりました。

“GPD Pocket 2 supports fast charging based on the PD 2.0 protocol, it can be charged to half full in 30 minutes. “

参考:GPD Pocket2: 7.0′ UMPC-Laptop ‘WIN 10 OS’

PD(Power Delivery)にも対応しており、急速充電が可能となりました。

ただ、気になる点としては最新のPD3.0対応ではなく、PD 2.0対応と記載がある所。PD 2.0だと、

に対応しているため、最近出ているPD 3.0準拠の充電器やモバイルバッテリーの対応可否(使えた!使えたけど挙動が変!使えなかった!など)が問われるところかと思います。

 

私は下記で紹介しているAnkerのPD対応モバイルバッテリーで使えることを目論んでいますが、件のバッテリーだと供給ワット数が30Wまでのため、使用中も充電されるのか、或いは給電にとどまるのか、非使用中は充電されるのか、などを検証したいと思っています。

MacBook Proでも軽い作業中であればこのバッテリーでも低速ながら充電されることは確認しているため、消費電力がMacBook Pro比で小さいであろうGPD Pocket 2は充電されるのではないかと思っています。

※こちらのAnkerのモバイルバッテリーのPD Outputは下記の通り。

  • 5V/3A(15W)
  • 9V/3A(27W)
  • 15V/2A(30W)
  • 20V/1.25A(25W)

…電圧が一致する「20V/1.25A」で何とか充電できる…が濃厚?まぁ、きっと大丈夫でしょう。

 

MicroSDにも対応で、ストレージ拡張が容易になる

MicroSDに対応したことにより、本体ストレージが128GBとイマイチであってもSDカードを利用した容量拡張が可能になります。

本体スペックが向上した…とはいえ、そんなに大きなデータ(動画ファイルや、めちゃくちゃ重いイラストレーターのデータなどなど)を扱うことは無いと思っていますが、これはありがたいです。。

というのも、想定される利用シーンとして「旅行にカメラと一緒に持ち出して、カメラからデータを吸い上げて貯めておく…」という使い方なんかは十分ありえる話なので、常時装着された外部媒体を使えるというのは非常に大きなメリットとなります。

使いたい容量とお財布との相談になるかも知れませんが、今回は128GB〜のMicroSDを導入したいと考えてます。

流石にMLCじゃなくて、安価なTLCで良いかな…

購入した際にはまた速度など調査したいと思います。

何かふと凄い格安のMicroSD見つけてしまったwww

これ本当にスペック通りならかなりお買い得ですな…MicroSDガチャ…試してみる…か?(゚A゚;)ゴクリ

 

ファンの排気口が背面に移動した

旧機種は横から排気する形状だったのですが、新機種では背面(液晶を支えるヒンジ部分)から排気するように変更されています。

おかげでUSBの口が増えるなど、ありがたい変更ですね。

 

キー配置などなど

上から見るとこんな感じらしい。なんとなく、MacBook Pro Touch Barモデルに寄せてきているデザインですね。(白目)

キーボード全体はとても使いやすい配置に改良されている感じがします。とはいえ、多少のクセはあると思うので、慣れるまで多少の時間は必要な気がします。

画面のヒンジに近いため確保できる面積の小さく、ごちゃごちゃとモジュール詰め込めない位置に配置されている「Power On/Off」ボタン。

また、恐らくモジュールの体積的にここがなんとか収まる所だったんだろうなという「Optical Finger Navigation」のセンサー。

マウス操作をするのは十中八九右手の人差し指になると思うので、この2つのボタンは逆に配置してくれたほうが自然に使えるので嬉しかったなぁ

※あと、画像ではmouse buttonのLeftとRightが左右逆に記載されているような気がします

 

その他全体的な構造は…?

モニターはマルチタッチ対応のGorilla Glass

情報サイトによって、液晶と表記があったり、有機ELと表記があったり…とまだまだブレのあるところですね。

個人的な意見としては、長時間同じ画面が表示されることのないテレビと違って、特定のアイコンや柄が決まった場所に長く表示され続ける運命のPC/スマートフォンに有機ELは使用してほしくないので、液晶のほうが良いなぁと思います。

大分軽減されるようになってきたとはいえ、それでも焼き付いてしまう可能性があると、どうしても気になって使いづらくなってしまうのです。。。

 

ベンチマークテストによるとなかなかのスペックアップ!

CPU処理速度は約2倍〜

旧機種のCPUと比べると、シングルスレッド/マルチスレッド共に大凡倍以上のスペックアップを果たしています。

そもそも、AtomのCPUからCore mのCPUになったため、かなり快適になっているものと考えられます。

筐体は小さく、パット見チープに感じるかも知れないが、中身はMacBook相当」と考えると、なかなか凄いな…と思いつつも何か納得してしまいます。

 

内蔵ストレージもかなり快適に!

内蔵SSDも、従来のeMMCからかなり改良されているようです。

爆速!!!…とまではいきませんが、かなり快適に利用できる十分なレベルに達していると思います。

 

グラフィック性能向上でオンラインゲームも!?

あまりオンラインゲームとかやらないのですが、グラフィック性能も大凡倍以上のスペックアップを果たしています。

先行して次世代機が発売されたGPD Win 2のレビューを見ると、結構いろいろな3D系ゲームも動いているようで、基本的な動画再生や外部モニターへの出力など、PCライクな使い方としてはこちらも必要十分なレベルに達しているのではないでしょうか。

 

クラウドファンディングがいつ始まるのか要チェック!

最後に、これら情報は下記のIndiegogoのGPDが作成しているデモページに公開されています。

参考:GPD Pocket2: 7.0′ UMPC-Laptop ‘WIN 10 OS’

こちらのページによると、クラウドファンディングでの価格は$569-$639(日本円で64000円〜72000円ほど ※7/17現在)となっています。(恐らく搭載メモリの容量(4GB/8GB)のタイプ違いでの価格だと思います。)

早く実機に触れてみたいものですねぇ。。

これからもGPD Pocket 2についてウォッチしていきたいと思います(`・ω・´)

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