…はい、そんなこんなでスマホ(特にOS違い)を2台持ちしている皆様が苦労していると思われる、スマートウォッチへの通知の集約。それを実現するキメラがとうとう誕生しました。やったぜ。
今回は、2020/11/27発売のSONYのスマートウォッチ?スマートベルト?のwena3をレビューしていきたいと思います。
機能面のレビューは他所のレビューサイトにおまかせする(ゲフンゲフン…)もう少し使ってみてから書くとして、今回は気になるキメラの作り方とその過程について書いていきたいと思います。
キメラを生成するための生贄を用意する
まず、キメラの材料となる素体を用意します。
私の場合はプライベートのメイン端末がiPhone11Proなので、普段使っている「Apple Watch(Series 4 NIKE 44mm)」と、今回紹介するSONYのスマートベルト「wena3」を用意しました。
Android2台持ちの人でキメラ作りたいって人は、この記事あまり役に立たないかも。(紹介してる部材とか的な意味で)
とはいえ、例えばGarminのスマートウォッチとwena3のキメラみたいなAndroid用×Android用ってのも面白いと思うので、もし実現した人がいたら是非見せていただきたいです。どんな感じになるのか見てみたいw
素体1:普段遣いの頼れる相棒「Apple Watch(Series 4 NIKE 44mm)」
全体的にゴツくならないプロテクターで、盤面を下にして机などの平面においても、盤面が触れないようになっているので安心です。何回か腕を扉に強くぶつけて「あっ…!」ってことも有りましたが、購入して2年間一度も盤面のガラスはもとより、本体に傷がつくことを防ぎ続けてくれているスグレモノです。Apple Watch買い替えてもこれは買う。
留め具のところはこんな感じ。まぁ、一般的なやつですね。運動するときもこれずっとつけて使ってましたが錆びることも無く、無難な黒ということもあってフォーマルから普段着まで使い勝手の良いベルトでしたよ、これ。
Series 4の44mm版で使ってたので、他のサイズだとフィット感とかわかりませんが…、とはいえ現行のApple Watchも44mm設定があるのでApple Watch Series6にも、SEにも使えると思います。これはこれでおすすめ品ではある。
素体2:話題のスマートベルト「wena3」
ででんっ。
発売日当日、ヨドバシに引き取りに行ってきました。予約していたのはCMに出始める直前だったので、結構なアーリーアダプターだったと思います。なお今日時点で当日在庫は無く、予約すると1ヶ月ほど待たされることになるそうな。
いざ、wena3開封の儀
写真左の薄皮みたいなのをスライドして剥ぎ取ったところ。
で、中の箱を開けるとこんな感じ。
本体以外の付属品がこちら。各種マニュアルと充電ケーブル、右下にあるのは充電アダプター。
充電アダプターはこんな感じ。右手前に見える穴がUSB Type Cの差込口になっていて、wena3本体裏にある充電口に取り付けて充電します。このアダプター自体が洗濯バサミみたいな動きでwena3本体を挟める構造になっているので、充電中に気づいたら外れてた!なんてことは起こらなそう。
肝心の本体がこちら。メタルバンド(黒)かっこいいよ、メタルバンド(黒)かっこいい。(※大事なことなので2度ry)
全体的につや消しになるような塗装、加工がされていてギラギラといやらしい感じにならない落ち着いた質感がなかなか良いです。バンドのコマも一個一個が小さいので、手に巻いたときしっくり来る巻き心地でこれまた好印象。
本体裏(留め具をつけて腕に巻いたときの状態)はこんな感じ。写真向かって左側が、表にwenaの文字が印字されている方です。写真向かって右に見えるのは、各種センサー部分。小さな粒がみえるのは充電用の接点ですね。
裏(留め具の部分)を外したところはこんな感じ。写真向かって右に見える突起がセンサーと充電の接点部分。これだけ見ると結構盛り上がってて、腕につけたとき違和感あるかも?って思ったけど、実際つけると違和感はなかったです。
付け替える前後のバンドを並べてみると、コマの大きさが細かく、バンドの幅も結構細いです。この辺は好みなので、参考まで。
キメラを召喚するための魔道具(バンドアダプター)
wena3にはバンドアダプターがいくつか用意されていますが、大人の事情かなんなのか、Apple Watch用の変換アダプターは用意されていません。そこで、Apple Watchとくっつけたい場合はバンドアダプターを別途用意する必要があります。今回ももちろん、購入先はAmazonです。笑
私が購入したのはこちら。
wena3のバンド幅は22mmで、それに対応したアダプターを用意すれば良いのですが、Amazonで頑張って検索してもApple Watchの44mmに対応していると明記されているやつがなかなか見つからなくて…なんかそれっぽいやつダメ元でこれだあああああ!!!ってポチったやつが大正解でした。
※私が購入した商品と同じASIN番号のリンク貼っておくので、44mmのApple Watch使っている方は参考にしてください。(選択肢に42mmしかないですが、42mmの方買っておくと私が買ったのと同じで44mm版Apple Watchに対応しているようです)
Apple Watch(44mm版)に取り付けてみたところ、下図のようになりました。
Amazonで買ったときに42mm用ってのを選んだのでもしかしてちょっと引っ込んだ感じに見えるのかな…と思っていましたが杞憂でした。色味もApple Watchの黒いアルミボディから浮くこと無く、違和感も無いです。
wena3のバンドの長さを調節する
開封直後のwena3はバンドの長さが最大になっているので、これ一本で腕細い人なら一周するくらいの長さがあります。購入店や時計屋さんで調整してもらうのが一番ラクですが、今回取り付けるバンドはスマートベルト。センサー部分の位置が「あともう少しこっちだったら…」みたいな微調整ができるよう、まずは自分でやってみるのが良いかも。
ちなみに私はバンドアダプターにピン(スマホのSIMカード抜くためのピンと同じもの)がついていたので、それを使って調整しました。
調整の仕方は付属の資料に記載があるので、あとはやってみようというやる気と勇気だけ。とりあえずピンでゆっくりグッと押し込んでみるといいです。案外、いけます。
最終的に完成したのがこんな状態。私の場合は9コマ落としました。大分短くなった。。上図からもわかるように、画面の位置が全体の真ん中ではなく、センサーの位置が全体の真ん中になるくらいで調整するといいかもしれません。
いざ、装着!!
ででんっ。(ケースつけ忘れたまま撮影してしまっている。。。)
黒のアルミボディとの違和感がないwena3&バンドアダプターですね。色味がちょうど似ていたおかげで、この状態だとキメラ感ゼロです。
そしてこちらが、裏(手首側)。
バンドの長さを調整するとき、実際つけて、腕を捻って、みたいな動作をしっかりと繰り返して調整していきましょう。上の写真の盤面下部の裏にセンサーがあります。なので、気持ち”wena”の文字がある方を短くしておくと、手首を自分に向けたときに見やすい&センサーが静脈の近くにあって正常に動作しやすそう、な気がしました。
出来上がったキメラ(映像)がこちら。
充電するときは同時に充電できる!
こんな感じで同時に充電してみたものの…
実働時間のテストしてないのでわかりませんが、Apple Watchは毎日こまめに継ぎ足し充電〜最低でも2日に1度はガッツリ充電する必要があるのに対し、wena3のバッテリーは1週間ほど持つそう。ということは、必然的に同時に充電する必要が出てくるのは月に4〜5回しかないことになるくらいの頻度なので、充電が面倒だ!!とはならなさそう。
キメラスタイルをおすすめするパターン
重要なのが、このApple Watch+wena3でキメラ化するパターンで得する場合とそうでない場合の切り分けです。私が思うに、このキメラスタイルで便利!と感じるのは以下のようなパターンです。
- Apple Watch好きなんだけどバッテリーの持ちが悪くてよく電車の改札でバッテリー切れで止められる
- 仕事とプライベート(や、趣味、いかがわしい理由)でiPhoneとAndroidを両刀使いしている
- なんとなくキメラ化して注目を浴びたい
個人的にApple Watchのバッテリー持ちが短すぎる(1日〜1.5日ほど)のは結構大きな問題だと思っていて、そこを補いながら、かつ複数スマホからの通知を1本のスマートウォッチに集約できるというのが大きいです。wenaシリーズも結構熟成されてきた感あるので、気になっていた方は是非キメラチャレンジしてみましょう。笑
番外編
ヘッド(時計の部分)なしで使う
個人的にこの発想はなかった。(実物見てなかったので、バンドの種類によってはこんなこともできると気づかなかった…)
めちゃおしゃれ。
キメラ化が正義…?!
やっぱキメラ化狙ってる(AndroidもiOSも使ってる)人がこれ使うのに適してるんじゃないかなと思わせるツイートもありました。