シンガポールで使ったSIMカード、7日間で100GB使えて約1000円

シンガポールで使ったSIMカード、7日間で100GB使えて約1000円

シンガポール旅行の際に使ったSIMカードが結構便利だったのでご紹介。前回は3(Three)のSIMカード買ったけど、今回はStarHubにしてみました。

 

海外でSIMカードを買う(現地SIMで通信する)ための準備

海外旅行の際に現地SIMを使って通信費を安くしようとするのであれば、まずはSIMフリー端末を用意しなければなりません。

ここで、「SIMフリー端末=どの端末も世界各国で使える」という認識は大間違いですので、ご注意を。詳細は以下にまとめています。

とりあえず理解が追いつかなければ、SIMロック解除済みのiPhone SE買っとけ!(安くて最強のWifiルーターになる)

お金があるならiPhone 8/8 Plus/Xにすれば無駄に対応範囲広がるしスペックも上がるよ!

 

…ということで、今回はXiaomi Mi MIX 2Sと、iPhone SE(Ymobile版、SIMロック解除済)の2台で使ってみました!

 

SIMカードの購入の仕方

まずは現金を用意する

いろーんなサイトに書かれてあるように、SIMカードの購入にはパスポートと現金が必要です。

現金は日本を出発する前に空港の両替所で交換してもいいし、渡航先の空港にある両替所で交換してもいいし、なんなら渡航先の空港やコンビニに設置されているATMでキャッシングしてもいいと思います。

 

ちなみに私はいつも現地のATMでキャッシングして現金を手に入れています。

クレジットカードをATMに挿入し、普段日本でやるような操作と大体のUIは同じなので、後は簡単な英語がわかればお金を引き出すことが出来ます。

両替の手数料はかかりませんが、キャッシングの手数料としてクレジットカード会社に返金(翌月の引き落とし、または口座振込)まで日割りで利子を取られることになるので、帰国後にさっさと電話して振り込んじゃいましょう。

一応、自動で引き落とされるまで放置した場合(毎月のクレジットカード利用と共に引き落とされる)にかかる利子を調べてくれるので、銀行振込の手数料と比べてみて、振り込むのが良いか放置しておくのが良いかは相談してみると良いでしょう。

 

空港の両替所に行けば、多分売ってある

前回3年前に行った際にはANA便で行ったためチャンギ国際空港のターミナル2に到着したのですが、その時にあったSIM屋さんは見当たらなかった…(別ターミナルにはあったのかも?)

今回のシンガポール旅行は、JAL便で行ったためターミナル1に到着したのですが、両替所(レートの札持ってめっちゃ呼び込みしてくる)のところで、「SIMカード?」と呟くといろいろ察してくれて(ハナから日本円のレートの札見せてきていたので、多分相手もこちらが日本人だと察している)いくつか見せてくれました。

 

最初に見せてくるのは、音声通話付きなど高いSIMだった

何も気にせずに言われるままに買ってしまうと、1枚30ドル(2500円ほど?)のSIMカードを充てがわれてしまうと思います。今回もそうでした。

30ドルくらいするSIMカードには通話プランや無料通話枠が予め付いているものがほとんどだと思いますが、海外で電話しますか?という話。

英語が堪能で、「お店の予約やタクシー呼ぶのに使うから〜」という方はともかく、ちょっと旅行に行く感覚でSIMカードの買い方を調べている方にとっては無用の長物です。(海外で現地のSIM買って電話もバッチリするって人は多分SIMの買い方なんて調べておかなくても、現地で聞けばええんじゃーい!っていう方がほとんどかと。。。)

 

特に最近だとLINE通話や050通話といったデータ通信さえできていれば音声チャット(≠電話)が出来るアプリがいくらでもあるので、例えば日本国内の友人や家族、一緒に旅行している友達同士など、連絡を取るのに支障はないと思います。

 

データ通信ができればそれで十分なので…

私はデータ通信さえなんとかなればそれでよかったので、事前に調べておいた安く買えるSIM(今回買ったものとは違うものだけれど)の写真を見せて、「データオンリー!」と言うと別のSIMを出してきてくれました。

 

それがこちらの「Travel 4G Prepaid SIM」
 

価格は12ドル。大体1シンガポールドルが80円だったので、日本円でおよそ1000円です。

For 7 days」「100GB local data」…などなど記載があり、今回の滞在日数(3日)は十分カバーできました。

500mins local outgoing calls」など通話に関する記載もあるので、もしかすると通話も出来たのかもしれません。

このSIM買って2端末に入れていたので、通話のテストもやって来ればよかったなーと今になって後悔。。

 

よくよく見ると、「1GB data for use in」と記載があり、その中に「Japan」の文字が…(後で触れます)

 

ちなみに、SIMはこんな感じ。

表面はシンプルなStarHubのロゴマーク、裏は青を基調としたカラーで(・∀・)イイネ!!

 

ちなみに、海外で購入するのが不安な場合、予め日本で買っておくということも出来ます。

例えばコチラのSIM。

このSIMカードは、8日間で3GBの高速データ通信(3GBを超えた場合は速度制限)が使えるようです。

Amazonのレビュー欄にもありますが、こちらのSIMのように開通作業(データ通信が出来るように設定する)の中でSMSを受信する必要があるものもあります。

この手順については、所謂SIMフリーWifiルーターを持っていてもダメで、SIMフリーのスマートフォンが必須となります。

とりあえずiPhone買っとけ!」と繰り返しているのは、iPhoneだとこのようなSMS受信が必要な作業にも対応出来るため非常に便利だからです。

 

購入からセットアップまで

値段的にもコレで十分だったので、購入の意思を示すと…「セットアップ?セットアップ?」と聞かれました。

ヘイ、ちょっと端末を貸しなよ!」といったジェスチャーをされたので素直に渡すと、ネットワークに接続するためのAPN設定も店員さんが全部やってくれます。(とはいえ私の持っていった端末には初期プリセットの中に設定が入っていたのか、APN設定までしている様子はありませんでしたが。)

海外旅行に行った際には、「写真撮ってあげるよ〜」と言われてもカメラ渡しちゃだめ!みたいなのありますが、まぁ空港のショップであれば流石に大丈夫でしょう。設定に手間取ると時間がもったいないので、サクッと設定してもらいましょう!

 

どうでもいいけれど、、、私の差し出したXiaomi Mi MIX 2Sが発売して間もない機種で珍しかったのか、店員さん同士で何やら盛り上がってました。

店員さん「ヘイ!(端末を舐め回すように隅々まで眺めながら)○▼※△☆▲※◎★●!?(何言ってるかわかんない)

 

実際接続してみてどうだったのか?使い心地、つながり具合は…?

普段日本で生活していると、高速回線に繋がるのが当たり前になっていて、格安SIMがお昼休み時間帯に繋がりにくい/速度が落ちただけでイライラしてしまいます。

では、海外の通信網ってどんな感じなのでしょう…?

ジャンッ!(測定場所と共に)

何のことはない、むしろ日本よりも快適に使えた気すらします。

 

屋内(特に地下)だと繋がりにくくなったり、速度が遅くなるのは当たり前…ですが、むしろ何のことなら地下鉄の中のほうが速度出ててビビった。。。

 

結局どのくらい使ったのか…?

スピードテストとか時々やっていたので、結構容量使っちゃったかなーとも思いましたが、帰りの空港到着時点で使用量としては1GBちょうどくらい。

それなりに画像のアップロードなんかもやっていたつもりだったけど、結局1枚あたり数MBの画像なんてSNS上げるくらいじゃ全然容量食わないんだなぁ…。(とはいえ、2日半で1GBなので1ヶ月で12GBペースと考えると、意外とペースとしては速いほう。)

最後の最後に、じゃあ残り99GB分、どこまで使い切れるか…!!!と、Googleフォトアプリのモバイルデータ通信でのアップロードを許可&Amazon プライム・フォトアプリもモバイルデータ通信でのアップロードを許可!!!

 

※写真と動画合わせて4GB×2アプリ分で、想定としては8GBアップロードされるはずだった

 

3GBアップロードされたところで無事終了(ちーん)

ちょうど日が変わった頃に写真のアップロードを開始したので、「1日3GBまで」みたいな制限があるんだろうな…。

 

100GBなんてどうやって使い切れば良いんだよ!!!( ゚д゚#)

 

…まぁ、「少なくとも4GBまではちゃんと使えることが出来た」ということがわかったので、いいか。。。

 

利用可能日数の約半分と、大量のデータ通信枠を残したまま帰国…

…したところで、ふと気づきました。

よくよく見ると、「1GB data for use in」と記載があり、その中に「Japan」の文字が…(後で触れます)

↑これだよ!これ!!

 

日本に帰国、SIMカードまだ入れ替えていないのに、普通に繋がるインターネット

…( ゚д゚)?

最初はなんとも思っていなかったのですが、よくよく考えてみるとシンガポールのSIM設定のママで使えてる…?

…( ゚д゚)ハッ!

 

ローミングサービスに対応していて、シンガポール国外でも対応諸国であればデータ通信枠(たった1GBしかないけど)が使える!!

と、いうわけで帰国してからもデータ通信枠をちょこちょこ使っていましたとさ。

 

ちなみに速度測定してみると…なんとびっくり、ローミングのほうが速度出てる…。

まぁ、たまたまかも知れないのでなんとも言えないけれど、なんとも言えない残念な結果に。笑

 

総まとめ

渡航日数と、使用するデータ量を考えて、SIMカードを買うとお得にネットワーク接続ができる!

ということで、今回も無事スマホを使うことができました。

なんだかんだで、地図調べたり、グルメ調べたり、翻訳したり、SNS上げたり、スマホがインターネットつながっていないと何も出来ませんからねぇ。

 

海外旅行には(ちゃんとその国で使える)SIMフリーのスマホ/Wifiルーターを持っていって、現地SIMを買うのが快適ですな!

 

 

 

 

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