今年のJGC修行達成を振り返り、2019年JGC修行のやり方について考えてみる【ちょっとリッチにOKA-SIN旅行編】

今年のJGC修行達成を振り返り、2019年JGC修行のやり方について考えてみる【ちょっとリッチにOKA-SIN旅行編】

前回は、羽田⇔那覇ルートを延々と往復することで金額的な負担を抑えることに注力したプランを紹介しました。…が、実際やってみるとお財布には優しいものの正直体力的にキツいほうが勝ってしまうと思います。そこで今回は、ちょっとリッチにシンガポール旅を加えてみる場合のプラン構成を紹介します。

 

事前にわかっておくべきこと

事前に以下のことについて理解しておくと、プラン建ての構想が思い描きやすいと思います。是非参考にしてください。

なぜシンガポールなのか…?

今回は、私が実際に2018年のJGC修行で利用した航路をベースに記事を書いています。

シンガポール旅の際にまとめた記事がこちら。シンガポールでスマホを使うためのいろはなどもまとめていますので、是非ご参考に。

シンガポール以外の行き先を選ぶ場合についても、考え方などは変わらないので、計算方法や考え方などの参考にしてもらえればいいと思います。

 

航路について

今回紹介する旅の行き先はシンガポール(SIN)です。では、なぜシンガポールに行くのに那覇(OKA)から出発するのかを、来年2月の3連休(2/9〜11)を利用して2月7日(木)出国〜2月10日(日)帰国の旅行プランを例に説明していきたいと思います。

この先紹介する国際線の座席クラスは一番安いエコノミークラスではなく、ちょっとだけランクの高い「プレミアムエコノミークラス」を中心に紹介しています。プレミアムエコノミークラスの場合、座席シートの広さはもちろん機内サービスの充実や、FOPが溜まりやすい予約クラスになるなど、長距離路線を快適かつポイント効率良く搭乗することが出来るので個人的におすすめです。(実際、私が乗ったのもこのクラスでした。)

なお、基本的に出発地(居住地の最寄り空港)が羽田空港の場合を想定しています。悪しからず。。

 

直接羽田からシンガポールへ行く場合

以下の例は、JALの国際線予約のページからのスクリーンショットです。(※2018年12月26日現在の予約状況ですので、全く同じ旅程が取れない場合がありますがご了承ください。)

 

  • 2月7日 10:50羽田発〜7日 17:30シンガポール着(JL037便、プレミアムエコノミークラス、予約クラスE)
  • 2月10日 2:20シンガポール発〜10日 9:50羽田着(JL038便、プレミアムエコノミークラス、予約クラスE)
  • 往復運賃合計…119,010円

 

那覇から羽田を経由し、シンガポールへ行く場合

  • 2月7日 7:35那覇発〜7日 9:45羽田着(JL900便、エコノミークラス、予約クラスY)
  • 2月7日 10:50羽田発〜7日 17:30シンガポール着(JL037便、プレミアムエコノミークラス、予約クラスE)
  • 2月10日 2:20シンガポール発〜10日 9:50羽田着(JL038便、プレミアムエコノミークラス、予約クラスE)
  • 2月10日 11:00那覇発〜10日 14:00羽田着(JL909便、エコノミークラス、予約クラスY)
  • 往復運賃合計…129,590円

 

2つの航路を比べてみる

さて、この2つの航路を比べてみると以下のような違いや注意点があります。

  • 金額的には10580円しか変わらない
    • つまり、往路の那覇→羽田と復路の羽田→那覇の2便(実質、羽田⇔那覇1往復相当)がたった10580円で乗れる
  • 那覇出発の場合は、前後に出発・到着地となる那覇までの移動を付け加えなければいけない
    • 那覇の出発時刻が早朝のため、羽田→那覇への前日移動&宿泊が必要となる
    • 帰りの那覇→羽田についてはシンガポールから帰国した当日中、或いは一泊して翌日に帰る事もできる(翌日も休日なのでやりやすい)

那覇出発の経路の場合は、羽田⇔那覇の往復を追加で予約しないといけません。その際の予約方法やコスパの良い探し方については下記の記事を参考にしてください。

参考までに、上記日程の前後に羽田⇔那覇便を追加する場合、以下のような便が想定されます。

上記のプランでは7日出発で比べていましたが、実質的には那覇に前泊する必要があるため6日夕方出発になります。

帰りの便(那覇→羽田)については、当日中に帰ることもできますし、(翌日が休日なので)一日那覇でゆっくりして帰るというプランも有りかと思います。正直この場合はもう一日シンガポールで過ごす時間を長く取るという風にアレンジもできますので、旅程についてはいろんなパターンを検討してみてください。(ご自身の仕事の都合などで旅行の日程が変われば、航空券の金額も大きく変わってきます。)

 

肝心のFOPを計算してみる

FOP計算の方法については、下記の記事の方法を参考にしてください。

 

羽田⇔シンガポール間のFOP

羽田⇔シンガポール間の搭乗クラスは「プレミアムエコノミー」、予約クラスは「Y」でした。

FOP計算サイトの国際線のページで、上記のように入力します。予約クラスのアルファベットを基に、利用運賃は変更してください。(今回は、予約クラス「Y」なので、「エコノミークラス運賃1(100%)」に該当。)

 

結果、5368FOPが得られることが分かりました。

 

那覇⇔羽田間のFOP(国際線に搭乗する際の経由便の見方)

那覇出発〜羽田経由〜シンガポール行きの場合、那覇→羽田間の国内線は乗継便扱いとなります。その際、FOPの計算はどのようになるのか、見ていきましょう。

エコノミークラスはいわゆる普通席、そして、利用運賃は「運賃1(100%)」を選択します。

 

結果、国際線に含まれる乗り継ぎの羽田→那覇間の便では2368FOPが得られることが分かります。

国際線航空券に含まれる日本国内区間」というのが運賃1に含まれており、コスパを気にして先得で取っていたときの運賃3と比べて25%分のアドバンテージがあることが分かります。このFOP積算率の良い条件の便が往復10580円とは…破格ですよね。

 

仮に上記日程で「(羽田〜)那覇〜羽田〜シンガポール」の往復をした場合…

航路 金額 FOP
羽田〜那覇 9190円 1476FOP
那覇〜羽田 129590円 2368FOP
羽田〜シンガポール 5368FOP
シンガポール〜羽田 5368FOP
羽田〜那覇 2368FOP
那覇〜羽田 17090円 1476FOP
合計 155870円 18424FOP

仮に、帰国した日にそのまま羽田に戻る便を選択した場合、現時点での最安値はこのプランでした。

肝心のFOP単価ですが、155870円÷18424FOP≒8.46円/FOPとなります。

ただし那覇〜シンガポールの往復4便だけで考えると、8.38円/FOPのため、上記の表でFOP単価を上げているのはシンガポール旅行前後の羽田⇔那覇間の往復です。(片道17000円台とか高い。。)そのため、羽田⇔那覇の往復も安い日程を探して考えればもう少しコスパよく行ける組み合わせもあります。

 

普通に「羽田〜シンガポール」だけだと…

航路 金額 FOP
羽田〜シンガポール 119010円 5368FOP
シンガポール〜羽田 5368FOP
合計 119010円 10736FOP

沖縄に往復するのが面倒くさい!と、修行であることを忘れて単に羽田からシンガポールへ旅行をした場合(?)のFOP単価は、119010円÷10736FOP≒11.09円/FOPとなり、かなりコスパが悪くなっています。JGC修行のためを考えるなら、おすすめしません。。。

 

まとめ

今回紹介したように、単純に海外路線を取るよりも那覇出発の羽田経由にすることで、FOP単価を抑えつつポイントを一気に貯めることが出来るというのがわかっていただけたと思います。

那覇発のシンガポール便にすることでその前後の羽田⇔那覇往復も加わり、一気に18000FOPを貯めることが出来るのは大きいです。仮に2月に1回、ゴールデンウィーク開けの6月頃に1回シンガポール旅行をすれば、CLUB-Aカードの特典5000FOPも合わせて41848FOPがたまります。残りの約8000FOPは地元への帰省や、那覇往復で貯めればあっという間に50000FOP達成となります。

 

きよさん
私の場合は6月に1回シンガポール旅行をし、その他は沖縄との往復をメインにJGC修行を達成しましたが、振り返るとなかなか充実した一年だったと思います。

シンガポール以外の国への路線も同様の手は使えると思いますので、是非いろいろ検討していただければと思います。

ちょっとお金をかけて一気にポイントを効率良く貯める、そんなやり方の紹介でした。

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