CANONの機材を棚卸ししてみた。〜周辺機材編〜

CANONの機材を棚卸ししてみた。〜周辺機材編〜

前回、ボディ編と称してなんの機材持ってるのかを書き出したわけですが、今回はレンズやストロボなど周辺機材についてまとめたいと思います。

 

前回までのお話!

レンズ

周辺機器の代表格その1。レンズです。

デジイチ界隈には皆さん聞いたことあるであろうレンズ沼なるものが存在します。(分かりやすい解説がこちら↓)

きよさん
私の場合は沼…というより目的を割としっかりと考えて使い分けられるように買い揃えていっているので…いや、これは言い訳だな、うん。完全に沼に膝まで浸かってます。(完全にハマってるとは思いたくない…!!?)

とりあえず、入手順に並べてみた。

標準ズームレンズ(EF24-70mm F2.8L II USM)

EOS 5D mark3を購入した時、24-105mm F4のレンズが付いているレンズキットを購入したのですが、使っている内に明るいレンズを試してみたくなり購入。

画角的には凡そ被っていたため、最終的に24-105mmの方は確かヤフオクに売りに出して乗り換える形になりました。所謂通しF2.8の大三元レンズの一本目を手にした瞬間でした。

キリッとした画創りから、撮り方次第ではF4では出せなかったふんわりとしたボケ味まで幅広く使い勝手の良いレンズです。

魚眼レンズ(EF8-15mm F4L フィッシュアイ USM)

結婚式の撮影で使う広角レンズが欲しい!と勇み足で購入してしまったレンズ。あの頃の自分をぶん殴りたい。

ここまで聞いて違和感を持った諸兄、ご明答。広角レンズと魚眼レンズを一緒苦茶に混同して買ってしまった迷走の一本です。確かに、8〜15mmとかなりの広角で撮れるんですが、結局の所その特性は魚眼レンズのそれなので、かなり湾曲した画作りになります。

現状、コスプレイヤーさんの撮影会や、特定の場所での撮影が決まっている風景写真等、時間をかけて凝った撮影をできる時にしかその魅力を発揮する機会がなく、普段遣いし難い孤高の存在となっています。その上、購入時は10万円オーバーもしたのに不要だからと売りに出すと二束三文という、なんともお粗末な買い物をしてしまった至高の一本です。

きよさん
…と散々罵倒しているような言い方ですが、とは言え他のレンズには出せない独特の雰囲気が出るので、作品作りをやることがあればきっと活躍してくれるでしょう。。(今の所、ない)

 

望遠レンズ(EF 70-200mm F2.8 L IS II USM)

昨年、弟氏の結婚式に合わせて購入した一本。流石に親族席から友人たちを押しのけてガンガン撮りに行く訳には行かず、70mmまでの標準ズームではもう一歩足りない…ということでこちらを購入。

さすがは大三元の一角を担う通しF2.8の明るい純正レンズということで、素晴らしい画質です。ここまでで小三元!あともう一本…!とかなりテンションが上がりました。

白レンズということもあり、使っているとカメラ好きの方から声をかけられることもしばしば。しかし重さが半端ないので、お散歩カメラには向きません。でも、持ち出したくなる…なかなか悩ましい一本です。

 

広角レンズ(14-24mm F2.8 DG HSM)

EOS Rの購入と同時に手を出した広角レンズです。…今度こそちゃんと広角!!笑

ブライダルフォトをお仕事として撮り始めたので、手持ちレンズのラインナップに広角レンズが欲しかったのです…。撮影シーンが暗い場合も多いため、F2.8以上の明るいレンズであることが自分の中では必須条件でした。

CANONの純正広角Lレンズ、大三元の一角である「EF16-35mm F2.8L II USM」とどちらにするかで結構悩みました。↓これ。

しかし、広角側の2mmの差は撮れる写真の雰囲気がグッと変わる…ということでこちらにしました。

望遠側であれば距離を物理的に近づくことで何とかなる場合がありますが、広角の場合は離れてもなんともならないので。

これまで購入してきた中では初めてのSIGMAレンズです。中でも星空撮影にもいいらしいと評判のArtレンズをせっかく購入したので、今度実家のある田舎に帰った際には星空撮影にチャレンジしてみたいと思います。(*´ω`*)

きよさん
…とはいえ、大三元達成を逃した若干の悔しさと、揃えたズームレンズの画角に被りが無くなってしまった(14-24、24-70、70-200)ために「もう少しズームが欲しい!」「あぁ、、もう少し広角で撮れれば…」という葛藤が生まれましたが。。

…それを解消するためかの如くボディを増やしてしまった…いや、それはお仕事のため、機材が故障しても何とかなるようにするために仕方なかったんだ。(自身に言い聞かせる)

 

単焦点レンズ(EF50mm F1.8 STM)

こちらもEOS Rと同時に購入してみた単焦点レンズ。F1.8とこれまでのレンズの中で一番明るいレンズで、絶妙な50mmという画角の所謂「撒き餌レンズ」というやつです。

ズームが出来ない単焦点レンズのため、被写体との距離調整が難しいレンズですが、開放F1.8でピントがピシッと合ったときの鮮明かつボケのきれいな写真は、およそ1万5千円という安さを思わせない高画質でグッと来ます。

きよさん
こちらのレンズは安価な割にボケがきれいな使い勝手のいい単焦点として初心者にもおすすめ出来ます。

 

ストロボ

周辺機器の代表格その2。ストロボです。所謂フラッシュ

一眼レフにハマり始めた方に是非オススメしたい、次のステップアップの周辺機器がストロボです。

きよさん
特に室内撮影など、バウンス撮影(ストロボの光を天井に当てて反射させて撮影する)するだけでかなり写りが違って見えますよ!

 

大きめのストロボ(スピードライト 600EX-RT)

ストロボ(大きいの)。一般的に使われるストロボの中でも最大級の明るさ(ガイドナンバー60)を誇る、光量の凄まじい子。大は小を兼ねる…ということでメイン利用。(なお、GN60を活かしたフルでストロボ炊くような自体はそうそう無い。)

なお、第2世代の現行品が出ている。今買うなら断然こっち

個人的には、ストロボについては高くても純正品をおすすめしたいです。(強力な光を発するために使ってるコンデンサーなどの電子パーツが、中華製の安いやつだと壊れやすかったりする可能性があるので…漏電なんてしようものなら大惨事も免れないので、ケチらず純正買いましょう。。)

 

一般的なサイズのストロボ(スピードライト 430EX III-RT)

ストロボ(小さいの)。ガイドナンバー43、これでも十分な光量がある。前述の600EX-RTと無線接続してバウンス撮影などが出来、コスプレ撮影するときに多灯撮影が出来て面白いということで出たばかりの頃に購入。これは2つ持っています。

きよさん
普通の部屋くらいの広さならバウンス撮影も十分できる光量ありますし、炎天下の逆光時にも十分使えるので、まず初めに手に入れるストロボとしてはこれ一択かなぁ、と。

 

その他周辺機器

特に無くても困りはしないんだけど、段々と増えていくのが周辺機器です。

周辺機器が増えていくことによって、いろんな撮り方ができるようになるのが一眼レフの楽しいところ。流れる花火や星空など、スマートフォンでは撮れなかった写真が撮れるようになったときの喜びたるや…(*´ω`*)

 

縦撮影をしやすくする縦グリップ(BG-E11)

EOS 5D mark3用の所謂縦グリップ。装着するだけで急にプロ感があふれ出るようになる一品(?)。バッテリーが2個入るため、長時間の撮影もOK!

縦位置での撮影をしやすくしてくれる至高のパーツですが、重くなる&一般的なサイズのカメラバックに入らなくなってしまうのが最大の欠点です。とはいえ、縦位置での撮影をする際にも構え方が安定する(通常のままだと、手首をグイって曲げるか、肘をぐるっと回さないといけないので不安定になる)のが最大の利点です。

 

撮影位置を写真に付与してくれるGPSレシーバー(GP-E2)

GPSレシーバーです。

これを装着して撮影することで、撮った写真のExif情報に正確な撮影時刻や、撮影場所や向きを埋め込んでくれます。私は撮影した写真を全てGoogleフォトにアップロードするようにしていています。元データはパソコンの中に置いていますが、スマホやタブレットからいつでも参照できること、またGPS情報のある写真はGoogleフォトで場所検索ができるため、とても管理がしやすく便利です。そのあたりの参照性を活かすためにもこちらのGPSレシーバーは大活躍しています。

きよさん
最近の機種だとGPSがカメラ本体に内蔵されているものや、スマホと接続してスマホの位置情報等を基にして撮影場所などを埋め込んだりする機能を持ったボディも出てきています。最近買ったEOS Rなんかはまさにそれで、便利になったもんだと関心しています。。

このGPSレシーバーは、特定の機種専用のものではなく、CANON製のカメラであれば汎用的に使えるものなので、カメラ同士の時刻同期なんかにも使えて大変便利です。お仕事で複数台のカメラを使うような方は特に時刻合わせもしっかりしたいのではないでしょうか。

 

長時間露光撮影や定期的にシャッターを切るような使い方に便利なコントローラー(TC-80N3)

シャッターを長時間切ったままにしたり、一定時間ごとにタイマー撮影するなど、色々な撮影が自動化できるコントローラーです。

花火撮影や星空撮影で長時間露光撮影をしたい時や、暗いところでのストロボ無しの撮影など、三脚を使って撮影するような場面で活躍するアイテムです。手でシャッターを操作すると、どんなに屈強にカメラを固定していてもボディのシャッターを押すときにかかる力で微妙な揺れが発生し、ブレの原因となります。そこでこちらのコントローラーを利用して、ソフトウェア的にシャッターを押す操作を自動化するというスグレモノ。

タイマー機能を使えば、定期的に静止画を定点撮影してタイムラプス動画を作成したり、星空の写真を定期的に撮影したものを合成して流れる星空の写真を現像したり、と面白い撮影の仕方ができるようになります。

 

まとめ

CANON系のアイテムはざっとこんなもんかな…?

あとはレンズフィルターとかあるけれど、これに関しては安いものではなく高くてコーティングがしっかりしているものをおすすめしたい。。径だけ間違わなければ、よっぽど外れを引かない限りは恐らく大丈夫。

きよさん
ここまで紹介してきた、今使っているアイテムの中で特におすすめな機材をまとめると、以下のような感じでしょうか。

→標準ズームレンズとして使いやすい。超万能。ちょっとお高いけど、どんなシーンでも(暗いところも、ぼかして撮りたいところも、etc…)これ一本あれば何とかなるって思える優秀な一本。

 

→世界的な言葉になった「ボケ」。スマホでは出せない、ふわっと自然なボケ味を堪能するのに優秀な一本。お値段も安くて手が出しやすい魔性のレンズ。

 

→あるとないとでは全然違う、ストロボの入門としてオススメしたい。5Dの高感度耐性に頼り切って、感度を上げて無茶な撮り方していた当時の自分が腰抜かすレベルできれいに撮れる。バウンス撮影凄いよ、バウンス撮影。

価格的にお高い周辺機器の多いフルサイズ一眼の世界。一歩先は底のない沼ですが、とても居心地のいい沼ですので、勇気を出して一歩踏み出してみてはいかがでしょう…?😇(悪い顔)

流石に、撮り比べとか載せ始めるとキリが無くなりそうなので今回は割愛しました。どのレンズとどのレンズの違いを撮り比べて!などあれば、コメントいただけると企画するかも知れません。自主的にやるには非常に面倒…申し訳ない。。(しかし声かけられるとやる気スイッチ入ります。←)

今は、EOS RのためにRFレンズが欲しい…F2の標準ズームレンズが良いなぁ。。高くておいそれとは買えないのが悔しいけど。。くぅ。

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