残価設定があるのに、購入、実質価格、とは…?

残価設定があるのに、購入、実質価格、とは…?

なんも、面白くない。こういう消費者を惑わせる書き方ほんとダメだと思うんだけどなぁ。。。

 

気になったのがこちらの記事。

https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000176512.html

もともと18万円近くする、超高級価格帯のスマホを24回払させて、2年後に買い取ってくれる。

買い取ってくれるときの金額がおよそ6万円で、2年間、実質かかったお金は約12万円です。

では、この12万円、果たして「実質12万円で購入できた」と言えるのでしょうか?

 

買い取ってもらう前提なので、2年間使った端末は手元に残りません

実質12万円で購入…というのであれば、2年間のコストを12万円にした上で、更に端末を手元に残す(or6万円で買取る)という形にしないとダメなのでは?

更に、買い取ってもらうためのスマホが、2年後にバッキバキに壊れていたら??

使用不可のため買い取れません」「残価を一括もしくは分割で払ってください

などと言われることでしょう。。

 

正解の書き方は、「17万9000円の高級スマホは残価が5万9760円と設定されているため、実質11万9600円でレンタルできます」じゃないのコレ???

24ヶ月で12万円かかるレンタル代。一ヶ月換算で5000円もかかる高級レンタルです。この金額に加えて更に通信費が数千円かかる。頭回ってない馬鹿な顧客を集めてがっぽり…と考えているようにしか思えないんですが、、、

それなら10ヶ月分払ったと考えて、5万円の中国系有名メーカーのハイエンドスマホを購入(買い切り)してしまったほうがだいぶお得じゃない??と、考える人が出てくるのも至極当然。。実際、そのほうが快適なスマホライフを送れると思います。

 

実質価格」というオブラートに包んで言い方を変えているけれど、「実質は高額なレンタル」ってところもちゃんと表記しておいて欲しいよなぁ。

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