個人的に今年一番アツい映画、「ターミネーター:ニュー・フェイト」を見てきました。極力ネタバレはしないつもりですが、多少（いや、結構？）ネタバレにつながるようなことも書いてるかも。
ターミネーターシリーズは言わずとしれた近未来SFアクションで、州知事にもなったアーノルド・シュワルツェネッガー氏をスターにした映画のシリーズです。
過去作品についての記載は私のうろ覚えの記憶です。詳しくはWikipedia見たほうが正しい情報が載っているはずなので、気になる方はそちらを参照してください。
冒頭にも記載したとおり、ネタバレにつながる（今回の映画の内容がわかってしまう）ようなことは極力書いてないつもりですが、気になる方は回れ右でお願いします。
今回のターミネーターは、T1、T2の正当な続編と言われていますが、とても納得の行く作品でした。
この先は私の私的な感想ですので、色々な見方や感じ方あると思います。「こんなふうに感じた人がいるんだ〜」くらいで続きをご覧ください。
ジョン・コナーをいいやり方で卒業した
T1、T2は人間側の革命軍リーダーであるジョン・コナーを抹殺するためにまずはT1で母親のサラ・コナーを、T2ではジョン・コナー本人を襲って殺そうとした、「ジョン・コナーありき」な作品でした。
その後、制作されたT3〜5や、ドラマ化したサラ・コナー・クロニクルズでも、何だかんだで話の中心は基本的にジョン・コナーでした。そのシリーズの中心人物を今回うまく排除したことで、次の世代に繋げたなぁという印象です。
ターミネーターの今後は…？
ターミネーターのストーリーが今後続くのか、それとも、これまでのT3〜5のように続編がないまま終わってしまうのか…ファンとしては非常に気になるところです。。
今作で正式にジョン・コナーを排除したことによって、今後はジョン・コナーに縛られないストーリー作りができるという、意味ではある意味作品の幅が広がったと言えるのではないでしょうか。その分、「ターミネーター」の名を関したB級映画が増えそうな気もしますけど。
恐らく今後は一つのジャンルとして”ターミネーター”が独り歩きするのではないかなぁと思っています。
シュワちゃんを中心としたT-800のカラーが強いターミネーターは今回の映画が最後かもしれません。個人的には、今回のニューフェイトに続く作品を、途中で頓挫しない形で世界観を見せてもらえればいいなと思っています。
とてもおもしろい作品でした。
