カメラ性能徹底（？）比較シリーズ第3弾。今回はiPhone Xs、8Plusの両雄に加え、Mi Mix 2Sも参戦です。
- 1. 比較する3機種の大きさ比較
- 2. iPhone Xsと8Plusのカメラ性能比較について
- 3. 3機種で撮り比べた写真を見比べる
- 3.1. 明るめの街灯＋その背後の看板で比較（iPhone Xs／8Plus）
- 3.2. 明るめの街灯＋その背後の看板で比較（iPhone Xs／Mi Mix 2S）
- 3.3. 強い光を放つ字光式看板（iPhone 8Plus／Mi Mix 2S）
- 3.4. 強い光を放つ字光式看板（iPhone Xs／Mi Mix 2S）
- 3.5. 駐車場の看板、正面から（iPhone 8Plus／Mi Mix 2S）
- 3.6. 駐車場の看板、正面から（iPhone Xs／Mi Mix 2S）
- 3.7. 街灯に照らされた夜の看板（iPhone 8Plus／Mi Mix 2S）
- 3.8. 街灯に照らされた夜の看板（iPhone Xs／Mi Mix 2S）
- 3.9. 逆光の激しいマンションの入口（iPhone 8Plus／Mi Mix 2S）
- 3.10. 逆光の激しいマンションの入口（iPhone Xs／Mi Mix 2S）
- 4. まとめ（総評）
比較する3機種の大きさ比較
まずは、今回比較する3機種の大きさから見ていきましょう。
左から、iPhone 8Plus、Mi Mix 2S、iPhone Xsです。
ケースを着けたまま撮影した＆布団の上で撮影してしまったため正確な大きさ比較は難しいですが、全体的な大きさとしてはiPhone 8Plusが大きいです。
画面の大きさについては、横幅を見るとiPhone 8Plusがダントツで広いものの、縦の表示領域という意味合いでいくとiPhone Xs、Mi Mix 2Sがかなり広くなっています。
画面の大きなiPhone XsとMi Mix 2Sを比べると縦も横もMi Mix 2Sの方が広くなっているのですが、持った感じはiPhone Xsのほうがかなりしっくり来ます。これは縦長になっているからなのかな？という感じですが、iPhone 8Plusから比べるとかなり小さくなったような気がします。片手での操作・取扱がものすごく楽で良いです。
これら端末よりも更にもう一回り大きなiPhone Xs Maxがありますが、もうこれはポケットに入れて持ち運ぶのが辛そうな気がします。個人的にはMi Mix 2Sサイズが限界です。。
そんなMi Mix 2Sがかなりお値段がこなれてきました。（恐らく、後継機種が発表されたため）
しかし、スペック的な違いはほとんどないので、今こそ2Sがおすすめです。海外から直接購入する方法でもう少し安くなるクーポンも出回ってはいますが、国内Amazonから購入するのが一番はやくて安心ではないでしょうか。数千円の差で、届かない不安が払拭されるなら…ね。
iPhone Xsと8Plusのカメラ性能比較について
はい、ここでiPhone Xsと8Plusの比較について振り返ってみましょう。
↑の今までの投稿どおり、
- iPhone Xsの方がかなり画角が広い（確かスペック上は広角側が2mm？違う）
- iPhone Xsの方がHDRがかなりいい感じ、ただし、比較しなければ8Plusの少し白飛びしてる感じでも悪くはない
- 色作りはそれぞれ多少の違いはあるが、並べて見なければどちらもきれい
といった違いがありました。今回は、ここにMi Mix 2Sを加えます。
改めて記載しておきますが、iPhone 2機種の比較の際は極力撮影位置にずれがないように撮影して比較を行いたかったため重ねて撮っていました。その重なりにMi Mix 2Sを加えることが難しかったため放置していましたが、今回は3機種による比較です。
主に、色味の違いや逆光耐性、HDRの性能などの比較になっている点、ご承知おきください。
3機種で撮り比べた写真を見比べる
それでは、3機種のカメラで撮影した写真の違いを見ていきましょう。
今回撮影してきた写真は、全て夜の街にあるものです。
…というのも、昼の写真撮り比べても大した差はない（というかどれも並べてみなければキレイに見える…）ということで、「なら夜に明暗激しいところを撮影して比べてみよう！（鬼畜）」ということでこのようなテーマ（？）になりました。
画角の違いが結構あるので毎回突っ込みたくなりますが、コレに関しては既知の違いということでスルーします。（比較のために見比べ続けてると結構広角側が撮れるiPhone Xs素晴らしいという気持ちが抑えられませry）
明るめの街灯＋その背後の看板で比較（iPhone Xs／8Plus）
まずはiPhone Xsと8Plusで比較。
| iPhone Xs | iPhone 8Plus |
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街灯のところを拡大してみましょう。
こうして拡大してみると、後ろの看板にかかれている内容や、看板の上にある文字のオブジェクトの輪郭など、iPhone Xsのほうはかなりディティールを残していて優秀です。
明るめの街灯＋その背後の看板で比較（iPhone Xs／Mi Mix 2S）
…というわけで、お次はiPhone XsとMi Mix 2Sを比較します。（iPhone Xsのカメラが優秀なので、こちらと。）
大きく違うのは、iPhone 2機種と比べて色温度が結構高めになっているところ（右の方の木の葉の色や足元のレンガの色が結構寒色寄り）と、暗所（写真左側）の写り方でしょうか。写真左の方、奥に続く道を見てみるとMi Mix 2Sのほうがかなり暗く見えます。その分（？）、Mi Mix 2Sはゴーストが抑えられていて、写真に違和感がありません。
うーん、こうして街灯の光っているところの右側の光の広がり方を見比べると、白飛び感はやはりiPhone Xsのほうが優秀で、Mi Mix 2Sは8Plusと似た白飛び感があります。また奥の看板がMi Mix 2Sは潰れてしまっていますね。。。
強い光を放つ字光式看板（iPhone 8Plus／Mi Mix 2S）
今度は、看板自体が光っているタイプの「駐車場の看板」です。
かなり鬼畜すぎるといえるであろうこちらの写真。もうコレに関してはどちらも主役のはずの看板は白飛びで全くにもわかんない状態になってしまっています。
ただ、Mi Mix 2Sのほうが全体的に明るく撮れており、車の全体像や写真中央（駐車場の奥の方）の様子などを鮮明に捉えています。
強い光を放つ字光式看板（iPhone Xs／Mi Mix 2S）
では先程HDRの効きが良好だったiPhone XsとMi Mix 2Sを比べてみましょう。
比べてみるとiPhone Xsの方は、看板全体の白飛びがかなり抑制されていて、ほんの少しだけではあるものの看板の模様が伺えます。また、「空」の字の周りにLEDのプツプツが一部見えています。
この明暗差の中で白飛びに巻き込まれず、消灯中のLEDの弾が見えていることに驚きを隠せません。。
背景の明るさという点ではMi Mix 2Sに軍配が上がりますが、それでもiPhone Xsの方もそこそこ見えるように写っています。
駐車場の看板、正面から（iPhone 8Plus／Mi Mix 2S）
先程の看板を少し離れたところから撮影してみました。こちらの写真は、中央の看板にフォーカスを合わせ（明るさの調整はオート）て撮影しています。
…うーん、さっきと同様、看板自体はもう白飛びしてしまっていて何が何だか？という印象。なので、iPhone 8PlusとMi Mix 2Sを比較するとどうしても背景までちゃんと撮れてるMi Mix 2Sが優秀だなぁという評価になりますね。
駐車場の看板、正面から（iPhone Xs／Mi Mix 2S）
では、本命のiPhone Xsとの比較をしてみましょう。
…なんと！iPhone Xsの方では看板に描かれてある模様が見えるようになりました。
背景についてはMi Mix 2Sの方が圧勝です…とはいえ、iPhone Xsの方もうっすらですが背景はちゃんと写っている模様。
逆にiPhone Xsが圧倒的なのは、看板の識字率です。これまで見えなかった看板の模様が、iPhone Xsの写真だとはっきりと浮かび上がっています。これはすごい。。
街灯に照らされた夜の看板（iPhone 8Plus／Mi Mix 2S）
ちょっと分かりにくいと思うので、周囲の様子も含めた写真を。どんなところかというと、こんなところ。オレンジ色の街灯に照らされた、直接街灯を照射されていないタイプのただの看板です。
左のiPhone 8Plusの色味はちょっと赤っぽすぎるかなぁ、という印象。
写真としても、実際の見た印象としても近いのは、右のMi Mix 2Sの写真の方でした。
街灯に照らされた夜の看板（iPhone Xs／Mi Mix 2S）
では、ここまでかなり優秀なHDR性能を見せてきたXsはどうかというと…
iPhone 8Plusに比べて、Xsはノイズが減っています。
…とはいえ、やはりMi Mix 2Sのほうが自然な印象で良いですね。
逆光の激しいマンションの入口（iPhone 8Plus／Mi Mix 2S）
最後に、室内が明るくなっているマンションの入口のドアを撮影してみました。
この撮り比べについては、ドアの中央（シールが貼られているところ）をタップしてフォーカス合わせ＆明るさは自動調整された写真です。
この二枚から受ける印象としては、iPhoneって赤寄りになってて、オレンジの街灯とか電球の光が入ってくると途端に写真がもっさりするなぁ…というものでした。なんとな～く重い印象の写真な気がします。
逆光の激しいマンションの入口（iPhone Xs／Mi Mix 2S）
抜群のHDR性能を誇るXsと比べてみましょう。
iPhone 8Plusのもっさり感が少しは薄れた（赤寄りだけど8Plusよりはマシ）気がします。
| iPhone 8Plus | iPhone Xs | Mi Mix 2S |
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ここで3機種の逆光耐性について少し。
中央のシール貼っているところを見ると、暗い扉の手前と、奥の明るいエントランスの違いがはっきりします。
うーん、ここまで来ると好み感あるけど、個人的にはMi Mix 2S > iPhone Xs ＞iPhone 8Plusくらいの良さかなぁと思います。
やっぱりなんだかんだで明るく撮れるは正義だと思います。
まとめ（総評）
今回はiPhoneを2機種（8PlusとXs）に加え、Mi Mix 2Sのカメラについても比較対象としました。
特に夜の暗くなった時間帯に光量差のある看板や、光源そのものを撮影してみるというなかなか鬼畜な環境での撮影比較でしたが、パット見て思うのは、流石にこのクラスのスマホカメラだとどれもだいたいキレイ、ということでしょうか。
iPhone 8Plus、Xsは勿論、Mi Mix 2Sもまだまだ新しいハイエンド機種ですからねぇ。安価な中華スマホとかだと、比較にならないくらい残念な結果になったと思います。
iPhone 8PlusとiPhone Xsを比較すると…？
この2機種はゆーてどちらもiPhoneなので、画角の違いやノイズ軽減などいい感じに正統進化を遂げているなと思う反面、それ以外はそんなに変わらないかなぁという印象です。（なので途中からiPhone XsとMi Mix 2Sの比較になっていきました…）
そんなに変わらないとはいえ、特にHDR性能においては8Plusより格段に良くなっています。
Mi Mix 2Sはどうだった…？
Mi Mix 2SはiPhoneに比べて全体的に明るく撮れる印象です。とても極端に明暗の異なるところ（駐車場の看板を正面から撮影したときなど）に関してはスマートHDRでブイブイ言わせているiPhone Xsに敵いませんが、全体として画角も画質もとても良いです。
結局…
流石に隣に並べて見比べるとかなり差があるように感じるかもしれないですが、どの機種も単品の写真を見ている分には美しく撮れているので、ここまで来ると好みの世界なのかなぁとも思います。
みんな違って、みんな良い。（まとまらない）
