DSDVに対応しているMi MIX 2S。しかし、購入した状態のままではVoLTE接続が制限されていて、その力の全容を発揮してくれない。。。誰にでも出来るコマンド一発でVoLTEに対応できるやり方があるので、そのやり方と結果をまとめてみる。
そもそもどうして売りの機能を無効にしているのか…?
端的にいうと、「この地域ではVoLTEが確実に使えるよ!」という認証を様々なキャリアで検証する必要があるが、日本を含む特定の地域ではそのチェックが出来ておらず、うまく繋がらなかったときの保証が出来ないから、という理由でVoLTEで接続する機能をOFFにした状態で出荷している模様。(と認識した)
参考:Xiaomi MIUI ROMでVolteが有効にならない場合の対処方法|ガジェットファン
要は繋がりゃあ良いんだよ!(゚∀゚)…というあなたへ。
こういうコマンド探し出す人、ホントすごいなぁ。
やり方は簡単、電話アプリから特定の番号に発信操作をするだけ、です。
やり方の手順
まず、デフォルトの状態がこちら。画像では、YmobileのSIMカードを挿入しています。(ちなみにiPhone用(?)と言われる所謂クセの強いn141 SIMというやつ)
電話アプリを開き、ダイヤルする画面で「*#*#86583#*#*」とダイヤルします。
はい、出来上がり(あっさり)
たったこれだけの操作で完了です。完了した後の電波の様子を見てみると…
キャリアの後に「VoLTE」の文字が現れました。しっかりとVoLTEで接続出来ているようです。
※アンテナ表示の部分は設定次第でキャリアを表示しないようになっている場合もあるため、一律この表示にはなりません。
他のキャリアでは…?
はい、docomoとauのSIMでも試してみました。
刺しているSIMはどちらもMVNOのキャリアのSIMではなく、MVOのdocomoとauのもの。
特にauの方はiPhone 8系を契約するとついてくる、オレンジ×白の所謂「VoLTE SIM」と言われているもの。(VoLTE非対応端末では使えない、取り回しの悪い子…)
もちろん3Gでの通信も可能なので、SIMカードを沢山持っている方(?)が様々な組み合わせで使うことや、通話専用のお得な回線契約がされたSIMカード+データ通信専用の格安SIMをあわせ技で使うなんてことも(理論上は…)可能ですね。
使い分けの一例としては…
↑のように例えば、UQモバイルで無料通話をつけたプランを契約しておき、「データ通信の容量的が足りないな…」「容量アップさせたいけれど急に値段が跳ね上がるのが嫌だな…」というのであれば、2枚目のSIMとして別のデータ通信専用SIMを契約しておき、容量制限に引っかかった時点で端末上の操作でデータ通信を行うSIMカードを切り替えて使う…ということが出来るわけです。
このUQ+GMOのプランだと、60分の無料通話と5GB(2GB+3GB)のデータで2760円(+税)〜ということですな…。MVOの3大キャリアだとこうはいかない。。。
※全てのパターンを検証しているわけではないので、「○○の契約のSIMカードと●●のSIMカードをあわせて使うことは出来ますか??」という質問には答えかねます。そのSIMカードを送付いただければ、検証することは可能ですが…。
※なんだかんだでMVOの3大キャリアは偉大です。高いだけあって快適さは半端ないです。どこを重視するかという話ですが、混雑時間帯等の通信速度低下を気にする方は、MVNOは向かないかも…?
[…] […]
MVO?
sageさん
MVOは、所謂格安SIMを提供しているMVNO業者の親分である、回線を貸している側の企業です。
日本で言うところの、au、Softbank、docomoの御三家(所謂三大キャリア)に該当します。